再入社にまつわるインタビュー
2024年12月26日

カムバック社員に聞くQ&A ~UTコネクト 小野オフィス 山上 江里華さんの再入社事例~

カムバック社員に聞くQ&A ~UTコネクト 小野オフィス 山上 江里華さんの再入社事例~

UTグループでは、年間10%ほどの技術職社員の方が再入社で働いており、2023年には約1,300名の方々がUTに戻ってきました。退職した元技術職社員を対象に、再入社を促す「UTフリーパス」のサービスも立ち上がり、再入社することは、キャリアの選択肢の1つとなっています。

再入社した社員たちは何を思い、なぜ再びUTに戻ってきたのか―。
本記事では、再入社を経て戻ってきた社員にお話を聞き、そのきっかけや経緯、心境の変化など、さまざまな事例をQ&A形式でご紹介します。

 

UTコネクト 小野オフィス 山上 江里華さんのカムバック事例

2020年6月 UTコミュニティ(現・UTコネクト)に入社

当時のUTコミュニティ 小野オフィス TF朝妻CL、EW南山CLで勤務。
プラスチック製品の検査やシール貼りの業務に従事。

2021年3月 UTコミュニティを退職

職場の人間関係に悩みUTを退職。別の派遣会社を通じて、大手製造メーカーの工場で勤務。

2024年3月 UTコネクトに再入社

工場の閉鎖により前職を退職。
その後UTに応募し、小野オフィス NP南山CLでプラスチック製品の検査業務を担当。


Q.UTへの再入社の経緯を教えてください。

A.私は離婚を経験していて、シングルマザーとして2人の子供を育てています。1度目にUTに入社したときには、子供たちがまだ小学校低学年で、風邪を引いてしまうことも多く、頻繁に休みを取らざるを得ない状況でした。肩に力を入れて「全部自分でやらなきゃ」と頑張っていましたが、会社にも迷惑をかけているんじゃないかと心配もありました。

さらに、職場の方との相性も合わず。今振り返ると、この時点で担当者に相談していたら、きっと他の職場を見つけてもらうこともできたと思います。しかし、そのときは私にとって派遣という働き方が初めてで、職場異動ができることを、あまり理解できていなかったんです。結果として、1人で仕事と育児を両立させる難しさや、人間関係の悩みから、退職を選択しました。

退職後は別の派遣会社に登録し、大手製造メーカーの工場で約3年間働きました。しかし、その工場が閉鎖になったことで、次の職場を探してもらったものの、紹介されたのは自宅からは遠い県外の案件ばかり。子育てで時間の制約がある私には、通勤時間や勤務時間がネックとなり、そこでも働き続けることが難しくなりました。子供たちの生活も自分にかかっていることから、正直、経済的にもかなり焦っていました。そんな中、UTからショートメッセージで、“カムバック入社のお知らせ”が来ていたのを思い出したんです。受け取ったときに「UTは再入社を歓迎してくれる会社なんだ」と知り、それが強く印象に残っていました。

もともと“UTは私が住む地域の案件をたくさん持っている”という印象もあったので、自分の働き方に合う職場を見つけてくれるのではと感じ、再度UTに応募。面接の時に、子供がいることや働き方に関する希望を率直に伝えたところ、自宅から通いやすい現在の職場を紹介してもらえました。「UTフリーパス」の仕組みで、過去の在籍経験が考慮され、再入社ならではの簡易的な選考プロセスにより、応募したのと同じ月にスムーズに再入社することができました。

Q.UTフリーパスを活用されたようですが、再入社までのプロセスはスムーズに進みましたか?

A.私は今、NP南山CLで半導体の洗浄装置に使われるプラスチック部品の検査業務をしています。目視で形や傷、汚れがないかを日々確認しており、1日にたくさんの部品をチェックするため、集中力が欠かせない仕事です。中には本当に細かな傷が見つかることもあり、自分では判断に迷ってしまうこともあります。けれど、周りへ相談しやすい環境なので安心して働けています。この職場に配属されて1年未満ですが、周りに相談しながらコツをつかめるようになり、不良品かどうかの判断がつくようになってきました。これからも分からないことは周りを頼りつつ、品質を保ちながら自分のペースで成長していければと思います。

Q.再入社した後の働き方について教えてください。

A.今の職場は30名ほどの方が働いていて、半分以上がUTの社員です。30代後半から40代ぐらいの明るい雰囲気の方が多く、全体の9割弱が女性。子育て中の方もたくさんいることから、休憩の合間に育児の話も気軽にできます。お客様も子育てへの理解があり、子供の病気で休むことがあっても“みんなお互い様”という雰囲気もあって、あまり負担を感じずに済みます。

日勤で働いていて、土日祝日がお休みなので、家族との時間も大切にでき、体力的にも無理なく働けています。日々のルーティンでも、子供たちを学校に送り出してから出勤でき、仕事が終わっても、子供たちを家で長く待たせずに済むので助かっています。子供たちの時間に合わせながら、フルタイムで充分に働けているおかげで、経済的にも安定しており、今が1番自分の生活に合った働き方ができていると感じています。

Q.再入社したからこそ感じたことを教えてください。

A.私は今、多くの方々に支えられて、安心して楽しく働けています。私の場合、子育てを理由に家から近い職場で働けることが最優先で再入社しました。UTならきっと自分の希望に合った仕事を見つられる。そう思って行動に移せたことで、今の働き方に出会えました。

さらに、再入社の前後で別の職場でしたが、UTを辞める前にお世話になっていた中島 健蔵さんが、今私が働いている職場の担当者でもあります。一人で子育てをしている私の家庭状況や、退職時の事情も理解してくださっているため、とても心強い存在です。中島さんはいつでもフレンドリーな方で、たわいもない会話から親身な相談まで、いつも丁寧に対応してくれます。困ったときには必ず話を聞いて動いてくれるので、私も安心して今の仕事に向き合えています。

再入社して感じたのは、辞めた後も会社や担当者の接し方が変わらず、温かく迎えてもらえるということです。担当者の中島さんを始めUTで働く皆さんの対応から、会社全体として「またいつでも戻ってきてほしい」という再入社への文化が根付いているのを実感しました。

1度辞めたからといって気負う必要はありません。もし、今すぐにでも働きたいけれど、再入社を迷っているという方がいたら、ぜひ前向きに応募を検討してみてください。そして、ご自身に合った働き方を見つけてもらえたらと思います。

エリアコーディネーターからの手紙
UTコネクト 小野オフィス 小野エリア 中島 健蔵さん

山上さんとは、初めてUTに入社された際、見学からサポートさせていただきました。小さなお子様を1人で育てながら、慣れない現場での勤務で、ご本人が体調を崩されることもあり、とても心配していました。再入社後は、久しぶりに山上さんにお会いし、私のことを覚えていてくださったのが、本当に嬉しかったです。再入社されてからは、以前勤めていたときとは別の職場への配属となりましたが、現場の担当を引き継ぐ形で、再びサポートしております。始業時のお声がけを通じて、コミュニケーションを大切にしながら、日々お変わりがないか気にかけています。
山上さんは現在も育児をされながらの勤務ですが、今の職場は子育てへの理解がある環境ですし、同じ職場で働くUTの社員とも仲良くされているご様子も見ております。何よりも山上さんが以前よりも明るい表情で、どんなことでも相談してくださるのが、とてもありがたいと感じています。多様な働き方があり、数多くの選択肢がある中、再びUTを選び、応募してくださったことを嬉しく思います。お子様の成長に合わせてご自身の待遇を上げられるよう、今後もサポートを続けていきたいですし、山上さんには今後もイキイキと働かれながら、引き続きご活躍いただけたらと思います。

そして、一度UTを離れたとしても、「いつでも戻ってきたい」と思える会社でありたいです。何か困ったことがあれば、遠慮なく私たちを頼っていただき、また一緒に働けることを心から楽しみにしています。

 

 

UTグループでは、再入社の方を歓迎しております。
今回インタビューをした方のように、同じ職場で働くことも、違う職場で働くことも可能です。 現在も、様々な職場が生まれています。
また、一度入社されている方向けの 採用ルートを構築しており、面接など面倒な手間をかけずに入社いただけます。

 

「もう一度UTで働いてみようかな…」そう思った方は ぜひ、ご応募ください!

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