ＵＴなんでもランキング　Vol.21　未経験でも始められる！女性社員の多い職場 TOP3～北陸編～

ＵＴのお仕事は全国多岐にわたります。このコーナーでは、ＵＴの仕事内容から給与、従業員数まで、これらの特色をランキングで紹介するシリーズです。

第21回目は、、「未経験でも始められる！女性社員の多い職場 TOP3～北陸エリア編～」。北陸エリアの中で、未経験で働ける、かつ女性社員が多い職場を3位までランキングで集めてみました。女性も働きやすい職場の情報をお伝えします。

第３位　ＵＴエイム砺波CF（富山県砺波市）「女性社員数　18名（全体 103名）」

半導体製造を行う砺波CFの拡散課では、製品キャリアを装置にセットし、タッチパネルで機械を操作。シリコンウェハー上に、ガスや薬液を使ってパターンを形成します。さらに、膜を付ける工程や削る工程、洗浄する工程を経て、多数のICチップを約1～3ヶ月かけて作りこみます。初めての方でも1ヶ月ほどで多くの機械操作を習得できるため、未経験者でも安心して働けます。

このCFのおすすめポイント

クリーンルームで快適に作業でき、長期的に安定して働ける職場。顧客企業のトレーナーからの丁寧な指導があり、未経験者でも安心して仕事を覚えられます。日勤・夜勤での交替制の勤務シフトにより、月の半分が休みとなり、2週間に1度は金土日が連休です。また、Next UTによる顧客企業への転籍実績も多数あります。

第２位　ＵＴエイム能美CF（石川県能美市）「女性社員数　29名（全体 158名）」

車載装置に使われる電子部品の基盤となるウェハーの製造を担当します。シリコンでできた円盤状のウェハーに凹凸をつくるため、フォトやエッチングなどの前工程で、装置オペレーションや検査業務を行います。機械操作では、25枚ほどのウェハーが入ったカセットを準備し、パソコン操作のように装置を操作して処理を開始します。1回の処理に15分～1時間ほどかかるため、複数の装置を並行して操作しながら進めていくお仕事です。

このCFのおすすめポイント

設備点検や定期管理、生産管理、品質管理など、幅広い業務を通じて、半導体製造の知識と経験が身につきます。また、現場で実務経験を重ねる中で、将来的には、半導体エンジニアとしてのキャリアを視野に入れられたり、請負（※1）業務ならではの管理知識も得られることから、成長できる環境が魅力です。

※1：お客様先の工場の生産工程をＵＴが一括で請け負うビジネスモデル。

第１位　ＵＴエイム大聖寺CF（石川県加賀市）「女性社員数　60名（全体 359名）」

クリーンルーム内でタッチパネルをつくるための製造装置のオペレーション業務を行います。製品を装置にセットし、装置内でレシピを設定してスタートボタンを押すと、自動で生産が進みます。完了後は製品を取り出して、次の工程へ運びます。オートマチックな設備での作業が中心のため、製造業未経験の方も安心して作業に取り組むことができます。

このCFのおすすめポイント

常駐事務所があり管理者が在中しているため、困ったときもすぐに相談できる安心の職場。班ごとに統括リーダーもいるため、現場でのフォロー体制も整っています。さらに、社宅費無料のため、生活コストも抑えられる点や、送迎バス付きで通勤が便利な点も魅力です。

1位に選ばれたＵＴエイム大聖寺CFの技術職社員に直撃インタビュー！

Q.大聖寺CFの仕事の様子を教えてください。

A.タッチパネルの製造を担う大聖寺CFで、私は製品の自動検査を担当しています。クリーンルームの中で、大きな検査装置にタッチパネルのシートをセットし、スタートボタンを押すと装置が自動で検査してくれます。終わったら検査後の製品の集計をして、また次の製品をセットするという繰り返しの作業です。コツコツした業務が多いですが、集中して作業を行えるところが、自分には合っていると感じています。

私は製造業未経験でこの職場に配属されたのですが、出勤初日にマニュアルを渡してもらい、安全な持ち方や基本的な行動など、本当に基礎の基礎から丁寧に教えてもらえました。安全のための基本的な行動など、最初に職場での共通認識をしっかり教えてもらえるので、それが働きやすい環境につながっていると思います。また、配属後は教育係の方が1対1でついてくださって、製品の出し入れの仕方から、少しずつ段階を踏んで装置の操作方法などを教えてもらえました。一通りの作業ができるようになるまで、1ヶ月弱の期間教えていただきましたが、丁寧に教えていただけたので、製造業未経験の私でも安心して覚えられました。

私が大聖寺CFに配属されてから2年近くが経ち、私も新人さんの教育を任されることが増えてきました。実際に教えてみると、自分の理解が曖昧だったところにも気づけたりして、教育は自分の成長にも繋がるんだと実感しています。どうすればもっと上手く伝わるかを考えながら、より良い教え方を積み重ねていくことで、新人さんにも自分の職場や作業を好きになってもらいたいと思ながら教えています。

Q. 大聖寺CFではどんな人たちが働いていますか？

A.私が働く大聖寺CFの生産部では、ＵＴから配属された社員のほか、別の派遣会社の方も一緒に働いています。職場の人との交流では、「あそこのお店が美味しかったよ」など、たわいもない話をしながら、自然と距離が縮まるような雰囲気があります。分からないことがあっても、すぐに教えてくれたり、逆に私が教えたりと、お互いにフォローし合える環境です。

顧客企業の社員の方もフラットに接してくれる方が多くて、休憩のタイミングひとつをとっても、その場のメンバーの状況に合わせて、一緒に相談し合う雰囲気があり、現場の声を聞いてくれているのが伝わってきます。

以前、業務の中で、私が続けてミスをしてしまい、落ち込んだことがあったのですが、周りの人たちもみんな失敗を経験しているからこそ、「大丈夫。次に活かせばいいよ」と励ましてくれました。「次はこうしてみようね」という前向きなアドバイスはいただきますが、責められることはなくて、むしろ職場の方から前向きに支えてくれるような言葉をかけてもらえます。失敗しても、優しく受け止めてもらえる。そんな温かい人たちがいる職場で、私も同じように周りの人を支えられる存在になりたいと感じています。

Q.大聖寺CFで働く魅力は何ですか？

まず1つ目は、食堂のメニューが充実しているところです。私は毎日食堂で昼ごはんを食べていて、特に手頃な価格で食べられる日替わり定食をよく注文します。そして、月に一度ずつ「ヘルシーメニュー」や「プレミアムメニュー」というラインナップもあり、先日はちょうどプレミアムメニューの日に当たって、少しだけお値段は上がりますが、メインはミートローフで、デザートやコーンスープ、サラダまでつき、ちょっとしたご褒美のようで気分が上がりました。ヘルシーメニューも、健康に気を遣いたいときに注文しています。

2つ目の魅力は、4勤2休のリズムが自分に合っていることです。日勤後の休みは、夜勤開始までに時間に余裕があるため、実質2日半ぐらい休めるイメージです。その時は旅行に行ったり、ふらっと遠出したりして、去年は紅葉の時期に京都の貴船まで泊まりで行きましたし、趣味のオンラインゲームのイベントで、千葉県の幕張メッセまで日帰りで行ってきました。休みの日に旅行などの趣味を満喫できるので、私はこの出勤リズムを気に入っています。

3つ目は、職場で有休が取りやすいことです。女性特有の事情での休みなど、職場の人たちは体調への理解に厚い環境で、無理せず休める雰囲気があり、仕事中に体調を崩したときにも「休んできていいよ」と自然に言ってもらえます。皆が「無理をしない・させない」という共通認識を持っているので、本当に働きやすい職場だと感じています。私は前職でラジオ番組の制作に携わっていたのですが、アイディアを出し続けるプレッシャーに限界が来てしまった経験があります。だからこそ、「無理しなくていいよ」と言ってもらえる今の環境が本当にありがたいと感じますし、ここなら自分を大事にしながら長く働き続けられると心から思います。